生活費の足しにと時々利用していたクレジットカードのキャッシングの残高が見る見る膨らんだそうです。 キャッシングは便利ですが、余裕のない時につかうものではないですね。
【連載】ワーキングプア(3)
「正社員になれると信じて我慢してきたのに、何も残らなかった」。埼玉県内のアパートで一人暮らしをするアルバイトの女性(33)は、静かに語り始めた。
「正社員に」信じて我慢…漂流する請負労働者
昨年6月までの9年半、請負労働者として新潟や埼玉県など8か所の工場を渡り歩いた。
高校卒業後、印刷会社の社員や歯科医院のアルバイトなどとして働いた女性は1997年、地元・埼玉を離れ、北陸地方の大手電機メーカーの系列会社に移った。「社員登用あり」と書いた業務請負会社の求人広告にひかれたのだった。
作業はパソコンのディスプレーの組み立て。残業代を含めても、税金や保険料、住居費などを差し引かれて手取りは月12万円。アパートの2DKの部屋で、同僚の女性1人と同居した。
生活が苦しく、月2~3回は深夜の工事現場で交通誘導のアルバイトもした。唯一の気晴らしは愛車でのドライブだったが、車のローンの支払いが苦しくなり、99年に手放した。
その後も、請負会社の契約社員として工場を転々とした。組み立てる製品もテレビ、自動車、ゲーム機と変わった。寮には必ず同居人がいたが、入れ替わりが激しく、親しい友人はできなかった。「頑張れば正社員になれる」という会社の話だけが励みだった。
ところが昨年6月、勤め先の工場の稼働停止を理由に、実質的な解雇にあたる「雇い止め」となった。
生活費の足しにと時々利用していたクレジットカードのキャッシング(融資)の残高が見る見る膨らんだ。アルバイトをしながら「手に職を」と通い始めたパソコン教室の受講料も負担となり、気づいたら債務は160万円に。ついに昨年9月、自己破産した。
今はコールセンターで働く。9年余の“漂流”には、もう終止符を打ちたい。「ホームページのデザインをやりたい」とプログラムの勉強を始めたところだ。
引用元:YOMIURI ONLINE
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07030509.cfm?ref=ar
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